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諸国漫遊記
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 その小さな体躯から繰り出すパワフルでスピーディーな攻撃、特にその才能を感じずにはいられないパンチの回転力で”リトルタイソン”と異名されている男、ホアン・グスマン。

 彼が3月27日、米国・ラス・べガスでアリ・フネカとのIBF世界ライト級王者決定戦を行う。去年11月にカナダ・ケベックでの同タイトル決定戦のドローからのダイレクト・リマッチである。

 約8年前、グスマンは暫定ながらWBO世界S・バンタム級王者になって以来、正規王者との統一戦に勝利し、その後はS・フェザーまで一挙に上げ2階級制覇、階級を上げた事でKOこそは減ってはいるが、未だ無敗のレコードを残している屈強なボクサーである。

 それにしても、このグスマン程過小評価されていたボクサーは近年いないのではないか。

 彼と初めて出会ったのは、僕がNYに滞在していた7年程前のことだった。

 当時通っていたジムで見た彼の動きは、それはもう凄かった。

 その時、S・バンタム級の王者だった彼は、二周りも違う相手に対しボディブロー一発で沈め、その後重厚でいてそれ以上にスピーディーな回転力で相手をめった打ち、後で聞いて驚いた事がその選手はウェルター級の世界上位ランカーだったこと。

 グスマンはNYのジムでもアンタッチャブルな男として認知されていた、強すぎる、と。

 ちょうどそれから数年が経った頃、東南アジアの島国フィリピンから昇り龍の勢いで快進撃を続ける男が現れた。

 マニー・パッキャオである。

 マルコ・アントニオ・バレラを破った事で、パッキャオの評価、価値はうなぎ上り一躍軽量級戦線の中心に躍り出ていた頃だったのだ。

 ちょうどその頃、減量苦から階級を上げる事を模索していたグスマンは、何よりパッキャオとのビッグマッチを熱望する一人だった。そして実際、グスマン陣営は何度となく、パッキャオに対戦を叫んでいた。しかしその叫びはパッキャオには届かなかったのだ。

 パッキャオVSメキシカンシリーズが開幕し、グスマンは彼やファン、そしてメディアにも取り残されたのである。

 しかし僕は思う、もしあの頃にこの二人が対戦していたとしたら、と。

 あるいはパッキャオが今の地位にまで上り詰めることができた要因の一つ、それはこの男に触れなかった事かもしれない。

 ホアン・グスマン、パッキャオと絡めなかった男。

 今月末に行う試合で、グスマンはまだ当時の輝きと、脅威を見せてくれるだろうか?

 少なくとも、もう互いの目にはその互いの姿は映ってはいない。


 *八王子中屋BOX

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