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諸国漫遊記
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(彼女は関係ありません)

 中米のエル・サルバドル、その太平洋岸にサーファー達が集まる穴場、エル・ソンテという小さな街がある。

 そこに”エル・オリソンテ”というサーファーの宿があるのだけれど、その宿から出てきたオーナーが完璧な大阪弁を喋りだすので度肝を抜かれた。

 その男の名はサブロー、見た目は完璧な中米スパニッシュだった。

 聞く所によると、父方か母方が日本人との事。つまり、彼はエル・サルバドルと、日本人のハーフらしいのです(ちなみに海外ではハーフでは通じず、ミックスと言います。)。

「何でサーフィンもしないのに、ここに来とん、自分?」

 サブロー説明するよ、僕はサーフィンには少しも興味がなかったのだけれど、このとき一緒に行動していたカナダ人が、友人のいるこのエル・ソンテに「行こう!」と言うので、じゃ、僕は白い砂浜、エルサルバドドリアンなギャル達のいるビーチで泳いじゃおっかな。くらいの気持ちで来たわけですよ。

 そしたら、岩まじりの灰色い砂浜、サーフィン狂いの男達、波も高くて泳げたもんじゃない。

 しかも何やら肌寒く、滞在数日は殆ど晴れることさえなかったんだ。

 そんなときサブローの宿で読んだマンガ助かりました。懐かしく面白く、が、その後、飽きたけれど。

 というように、僕自身は全く楽しめなかったけれど、サーフィンが好きな人たち。エル・サルバドルのエル・ソンテにある宿”エル・オリソンテ”で泊まって波に乗って、楽しんで下さいね。

 まぁ、ちなみに僕は違う所に泊まっていたけれど。
 
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(ここは安全な海岸だった)

 エル・サルバドルに滞在中、エル・ソンテという小さな村に行ったんだよ。

 欧米のサーファーが沢山来ている所でね、僕はその時サン・サルバドールで出会ったカナダ人の男と一緒にこの村に向かったんだ。

 僕はサーフィンは出来ないし興味も無かったけどね。そのカナダ人、ダンと言うのだけど、彼がとてもよい人間だったんだよ、気があったんだね。

 その彼が「知り合いのスイス人が波乗りをやっているから一緒に行かないか?」とサンサルの宿で誘ってきたんだよ。

 まぁ、時間は有り余っていたからね、彼について行ったよ。

 ローカルバスに揺られてね、エル・サルバドル人は肌の白い人も多いのだけど、いかんせんダンはでっかく、僕はアジア。当然の如く皆が注視して来るんだ。

 英語が話せる若い学生達の中で話しかけて来る子もいてね。

「ナルト、ドラゴンボール、ワンピース!」

 必死で知っているジャパニーズ・アニメを叫んでいたよ。それにこんな事言っていたなぁ、

「僕もいつか色々な国を回ってみたいよ。でもそのお金がないからね、、」

 切ない気持ちになったもんだ。お金は上げられないけれど、何かないかなと鞄の中を調べてみたけれど、あるのは日本語の文庫本『我が輩は猫である』と少し溶けそうな『キットカット』ぐらい。

 僕とダン、それとエルサルの学生はバスに揺られてチョコを食ったのだった。

 
 エルサルの学生よ、今は僕もそんなものないよ。


(後ろ右から2番目、あのパンチで世界を目指して、この国にボクシングを広めてくれ!)

 エル・サルバドルという国は旅行者の中ではさほど注目されない国だった。

 たいていの中米旅行者達はグアテマラとホンジュラスを通過し、南西に佇むこの国に立ち寄る事が無いんだよ。一つの理由に治安が余りよくないからだ。
 
 それなのに何故、僕がそんな国に立ち寄ったのか?

 いやぁ、この頃スペイン語が多少扱える様になってね、試したくなったんだよ、自分を。この国を無事に通過出来ればその後も進んで行けるだろうと思ったからなんだ。

 スペイン語学習はその後の旅路に対する恐怖が背中を押しいたからね。おかげで自分とは思えない程頑張れたんだ。


 そんな中、立ち寄ったエル・サルバドルの首都サン・サルバドル。数日で何故旅行者が余り訪れないもう一つの理由がわかったよ、あんまり行く所が無いんだ、観光的名所が。

 しかし僕には常に他の観光客と違い目指すべき場所があったんだ。

 ボクシングのジムだよ。

 そして、危険な香り漂う町中で探してきましたよ、見つけましたよ、ボクシングジム、スペイン語でいうならシムナシオ・デ・ボクセオ。

 最初に訪れたときはもう練習が終わっていたんだ。もうこの旅ではこんな事ばかりだね。

 そして次の日、もう一度ジムに近寄ってみるとそこで練習していたのはアマチュアの選手だけだったんだ。

 この国でボクシングはポピュラーではさほどなく、プロのボクサーも僅かしかそんざいしないらしい。

 なるほどね、そう言えばエル・サルバドル出身のトップボクサーというのは聞いた事が無いな。

 「なんだよ、俺たちがいるじゃないか!」

 と言って、フック気味、またはストレート気味の分類出来ない新種のパンチを放つ笑顔のアマボクサーは健やかだった。

 そこで記念写真をパチり。様になってるね。

 
 帰りに絡まれそうになり冷や汗をかいたのだ。


 
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